お問い合わせ
ご予約
03-3213-8034

SURGERY 口腔外科 Dental practice that emphasizes communication
we support dental health

口腔外科について oral surgery

口腔外科は、親知らずの抜歯、顎関節症の診察・治療、口腔粘膜に生じた異常などを取り扱います。お顔に隣接する組織や口蓋、顎など、口周りの様々な疾患を診療対象としています。

治療には内科的な処方や手術が含まれ、口腔外科は口腔内から頭頸部顔面を含む広範な疾患に対応しています。設備面や人材が整った大学病院などの大きな病院で受け持つことが一般的ですが、当院では症状に応じて、連携する病院へご紹介しています。

親知らずの抜歯(埋伏歯)

永久歯は時期が来ると決まった場所に生えてきますが、その時期になっても顎の骨の中や歯ぐきの下に埋まったままになることがあります。これを埋伏歯といい、代表的なものが親知らずです。

完全な埋伏歯に不快な症状はありませんが、真っすぐに生えてこないような半埋伏歯の場合は将来的にほとんどの確率で不快な症状が出てくるため抜歯が必要です。一方、完全に埋伏していても、まれに埋伏歯に嚢胞や腫瘍ができることがあり、肥大すると顎の骨を溶かしたり、神経を圧迫したりする恐れがあります。そのような場合には将来的なリスクをなくすためにも抜歯処置を行います。

diseases お口の病気

お口の病気は、虫歯や歯周病だけではありません。普段にはない違和感を覚えたら迷わずご相談ください。口腔外科では、以下のようなお口の病気の早期発見や治療にも対応しています。

口腔がん oral cancer

口腔がんとは、お口の中にできる悪性腫瘍です。未だ解明されていない点も多いですが、口腔内の不衛生さや喫煙、飲酒や歯肉炎などの炎症が関係しているともいわれています。
舌にできる舌がんをはじめ、歯ぐきにできる歯肉がんや頬の内側にできる頬粘膜がんなど、その種類はさまざまです。なかでも、日本人に最も多いのは舌がんであり、発症している口腔がんの約55%を占めています。口腔がんは60〜70歳代に多く、男性は女性の2倍もの発症率です。その他のがんに比べると発症頻度は高くないものの、近年罹患率や死亡率が増加傾向にあります。

顎関節症 temporomandibular joint disorder

顎関節症は「あごが痛む」「口が大きく開けられない」「あごを動かすと音がする」といった症状のうち、1つ以上の症状を有する病気です。硬い食べ物や大きな食べ物が食べにくい、あごの音が気になるなどの症状が見られます。
顎関節症は多くの人が大なり小なり経験しており、とりわけ10〜20歳代に多く見られます。噛み合わせを調整したり、生活面での見直しなど標準的な治療やセルフケアによって改善することも少なくありません。

嚢胞 cyst

嚢胞は、あごの骨の中や舌、下唇や頬などにできる袋状の病変です。固有の壁を持っており、上皮で裏装された中には、液体や半流動体が入っています。嚢胞の中でも、とくに頻度が多く見られるのが歯根嚢胞です。虫歯が進行して歯髄が感染し、感染が歯根の尖端にまで及んで根尖性歯周炎が慢性化することで発症します。根管治療で治癒することもありますが、治癒しない、または根管治療ができない場合には、外科処置によって嚢胞を摘出します。

To affiliated
hospital
提携病院への紹介も可能です

口腔外科に該当する症状・疾患は、状態や疾患によっては歯科医院での処置が難しい、あるいは大きな病院での検査が必要となる場合もあります。
ご希望があった場合や担当歯科医師の判断により、提携病院へご紹介しています。早期発見・治療により、お身体の健康を守りましょう。